薄氷 usurai
薄氷(うすらい)とは、春浅い頃の薄く張った氷のことで、消えやすいことから淡く儚い印象のある初春の季語です。
薄氷のような繊細さ、美しさ、日本的な表現・雰囲気etc...を自分の作品に少しでも投影できればと思い、
また大好きな釉薬の種類のひとつである氷裂貫入釉の作品をもっと知ってほしい、 という想いからこの名前をつけました。
氷裂貫入釉薬とは青磁という釉薬(陶器の表面を覆うガラス質のこと)のひとつで、 素地の土と釉薬の焼いた時の収縮率の
違いによって起こる細かな貫入(ガラスのひび割れのこと)が特長で、 氷が割れたように見えることからこの名前がついています。
他にも亀の甲羅に見えることから亀甲貫入釉とも呼ばれています。